長くコロナ禍に見舞われた中国、上海でも昨年ゼロコロナ政策が解除されたにもかかわらず、PCR検査結果を行動アプリでの管理体制が敷かれ、どこに行っても行動アプリの提示を求められることで、人の流れが制限されました。よって展示会を控える美容関連メーカーが多数でした。
2022年12月から強制PCR検査と行動アプリ廃止に伴い、中国全土の行動制限が一斉に解除され、街の活気はコロナ禍前と変わらないところまできました。
そんな中、今回は三年ぶりに上海でCHINA BEAUTY EXPO 2023が上海で開催されました!!
3日間だけの開催でしたが、非常に期待を膨らませながら展示会場へ!!
そんな久しぶりのCHINA BEAUTY EXPO 2023の様子をレポートします!
三年ぶりの開催という事もあり、人の数が多いこと!!人の波をかき分けながら進んでいきました。
今回の出展企業は3000社以上!!
日本はもちろん海外からの出展も多く、海外からは韓国、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、タイ、シンガポールなど。
メーカーの皆さんにとっても待ちに待った展示会ですね!
主に以下のカテゴリーが出展されていました。
・スキンケア
・メイクアップコスメ
・美容機器
・ネイル
・ヘアケア
・健康美容食品
・OEMやODM向けの原材料など
・化粧品パッケージやポンプ、チューブなど
特に今、中国では欧米系の化粧品や美容機器も人気があります。それらのブースも人だかりができていました。
面白かったのは、パッケージメーカーのブース。実際にチューブに原料を詰める様子が、目を見張るものがありました。
もちろん日本ブースも大盛況で、まだまだ日本の化粧品は人気があると実感しました。今回の特徴としては、大手化粧品メーカーより中小規模のメーカーが多い印象を受けました。ようやくゼロコロナ政策が解除され、今後の中国市場への期待感の顕れと感じました。
日本製化粧品が人気がある理由として個人的に思うのは、
日本企業ならではの技術力が生み出す高品質、高精度それに裏打ちされた安全性が高く評価されている。
特に化粧品に使われている原料が粗悪だと、肌荒れなどのトラブルが発生するだけではなく、場合によっては取り返しがつかなくなるからです。いわば、企業倫理の高さが評価されているとも言えます。
しかし近年は中国のローカル企業の化粧品も注目されています。
目新しい商品の開発やSNSやライブコマースなどを活用し、消費者へのアピール、
つまりマーケティング力がとても優れている。
実際、展示会でもブースの前にカメラとライトをセッティングして、そこでデモンストレーションや商品の紹介をライブ中継していました。
これらを踏まえ、今後の日本製化粧品ブランドが中国市場でシェアを上げるには、中国ローカルブランドのマーケティングの成功例を参考にし現在の優位性を保ちつつ、中国消費者の嗜好性などの調査データに基づく商品開発を行うだけではなく如何にダイレクトにリーチをかけていくのがカギだと考えます。
modo mioでは、自分「らしさ」をカタチに。をモットーに、美容関連のサポート業務を行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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